中谷仁(東北楽天)2009ver 【パワプロ2023】 - fremming41のぼっち・ざ・にっき！

中谷仁(なかたにじん,1979年 5月 5日-)

阪神タイガース(1998-2005,D1位)-東北楽天ゴールデンイーグルス(2006-2011,トレード)-読売ジャイアンツ(2012,自由契約選手獲得)

高嶋・野村イズムを継ぐ男

高校時代は主将としてチームを甲子園優勝へ導き、自身も甲子園大会で打率5割超を記録。ドラフト1位で阪神に入団した。しかし在籍8年間で一軍出場したしたのは2002年の17試合のみと出場機会に恵まれず、2005年オフに楽天へトレードされた。

楽天でもなかなか出番がもらえなかったが、転機が訪れたのは2009年。二軍で4割近い打率を残し一軍に昇格すると、6月2日の試合でプロ初HRを放つ。これがきっかけで一軍に残留すると、その後は永井怜投手の専属捕手として起用されるようになった。後半戦に入ると野村克也監督からリードを評価され、投手問わずにスタメンマスクを被るようになった。最終的に55試合に出場し、これがキャリアハイのシーズンとなった。

翌年以降は若手の台頭に押され出番が激減。2012年に巨人に移籍したが同年限りで引退を決意。引退後はブルペン捕手などを務めていたが2014年に学生野球資格回復を認定されると、2017年に母校である智辯和歌山のコーチに就任。翌2018年には高嶋仁監督から監督業を引き継ぐと2021年に監督として初の甲子園大会優勝を果たした*1。かつて中谷選手を育てた2人の恩師の意思を受け継ぎ快挙を成し遂げた。